これは...電柱?
久しぶりに〝助っ人キャメラマン〟に
勤しんだ帰りみち
今日の空は、雲がいろんなカタチして
雄弁だったなと思いながら
暮れゆく空を写真に収めて
『雄弁な雲』
というタイトルで
今日のお仕事のことを
ブログに記そうと思いながら改めて
写真を見返してみると
電柱のてっぺんに拡声器があって
電源ケーブルが1本あるだけで
電気を送る電線がないではありませんか
これは〝電柱〟と呼んでよいものか
どうか...
先月1日、
来年3月に閉館される岡山市民会館の
〝メモリアル・コンサート〟を
撮影しに訪れた岡山市内では
こんな一枚を収めました
〝電〟も〝線〟もない、もはやただの柱です
世にいう〝トマソン〟でしょうか?
作家の赤瀬川原平さんたちが立ち上げた
『路上観察学』で云うところの
これは「無用電柱」でしょうか
偶然にも
今日の仕事で、講演会の講師を務められた方は
『路上観察学会』の発起人のおひとり
でした
お話の所々に
「これは、なにかおかしいですね」
と言いながら建築物を語られていたのが
愉快な講演会でした
まちなかに長くて高い柱を
あえて残しているのかどうか...
かつての活躍ぶりを顕彰しているようにも
思えてきます
電柱のてっぺんのスピーカーで
昔話でも語ってもらいたいものです
まちの丘の上から