見上げれば、雲ひとつない青空でした。
晴天の霹靂とはまさにこんな日のことをいうのでしょう。
霹靂〝へきれき〟とは稲妻のことだそうですが、
今朝その一報を目にして走った色は、真っ赤…でした。
往年の彼が入場時に着用していたガウンの色は深紅
襟ラインは真っ青な今日のようなスカイブルー
ひとはそれを〝闘魂カラー〟と呼びました。

今日の青空に〝闘魂カラー〟を施してみましたが、これはガウンとはあべこべです。
彼に黒い縁は似合いません。どうか真っ赤に燃えたまんまの
色あせることのない額縁に
あなたの雄姿を飾って
お見送りしたいと思います。
聖火のように受けつながれていく
闘魂の炎をたぎらせて
