心うるおう映像の贈りもの、お届けします

まにみちとびち 連島レンコン水田

大宇宙のなかの地球という星の日本という島国の中の岡山県倉敷市の玉島という
生まれ育ったふるさとから〝飛んで〟小さな旅で訪ねた場所の「いい人いいものいい空気」をおみやげにして
ふるさとに幸せのたねを蒔く。
それが、地域大好き番組〝まにみち〟のなかで実験的に行っている〝まにみちとびち〟です。
港と港、港と島と島とをつないだ船のように、架け橋のように。
かつて北前船の交易で栄えた玉島湊に思いを馳せた構想でもあります。

初めて〝まにみちとびち〟はじめます、と公言したのは3年も前の2019年5月のこと。
福山市鞆の浦の山側を走る〝グリーンライン〟という鷲羽山スカイラインのような道が30数年前とはケタ違いにきれいになっていたことに驚き、後で地域の方々がボランティアで清掃されたと知って
「この地域愛に学びたい!」と思ったことがきっかけでした。

江戸時代初期に干拓されて生まれた玉島は、備中松山藩(今の高梁市)の〝とびち〟だったというまちのルーツを知ってからは、文化的なつながりも探しながら候補地を選んできました。
それが思考を固まらせたのでしょうか…行動が伴わなくなって波間に浮かぶ船のように見えたり消えたりしているまに外出自粛の世界になっていきました。

緊急事態宣言が解かれた昨年9月からはちょっとづつ外ロケを再開し、〝まにみちとびち〟も新たなる旅立ちをしました。
文化的だのという「しゃっちょこばった」固執は溶かして「いい人いいものいい空気」をおみやげにして〝ふるさとに幸せのたねを蒔く〟という思いに立ち返って、今は飛んでいます。

7月15日 朝6時撮影

今年4月、まだ水田が水鏡だったころから飛んでいるのは高梁川対岸の倉敷市鶴新田に広がるレンコン水田。
季節をまたいで成長と風景を記録しています。

わがふるさとを流れる高梁川つながり、という理由よりも何よりも〝ここにしかないここだけの風景〟に惹かれたからです。
川をはさんで橋を渡ったところにこんな素敵な風景があることを知らないのはもったいないと、純粋に思います。

7月も半ばに入ってやっと恵みの雨の降る日が多くなってきました。
水を得て生き生きとしたハスの緑のじゅうたんのような葉っぱに、今が見ごろの白い花が光っています。

自分の背丈ほどにも伸びたハスの葉に囲まれた小路を歩き、立ち止まってつぶやきました。

「ハラが、へった。」

〝孤独のグルメ〟の五郎さんのように。
ここはレンコン水田、秋からの収穫を待ち遠しく感じたのは、朝ごはんを後にしていたせいばかりではありません。

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