Back to the Manimichi 179
次回の第203回の〝まにみち〟は
9月22日から23日「秋分の日」にかけて
玉島テレビで放送されます
なぜか放送日の多くが節目の日に重なる
不思議さと幸運を思います
日本の四季を24の節目に分けて
暮らしの豊かさに気付かせてくれる
〝二十四節季〟と〝七十二候〟が
もともと興味関心のあった
宇宙や天体と深くつながっていると知ってから
〝まにみち〟の道しるべとなりました
今日は
第203回の〝まにみち〟の題材を考えながら
はて一年前の秋分あたりは
なにをしてたのでしょうか
ということで
ちょうど一年前へタイムトラベル
令和4年(2022年)9月23日
秋分の日にお届けいたしました
をご覧ください
〝あなたのすきとほった〟は
現代では「すきとおった」ですが
大正12年、宮澤賢治先生が使われた言葉に
ちなんでいます
ちなみに〝心象スケッチ〟も
賢治先生の造語で
〝心に思い描いた風景や印象を詩にしたためて
宇宙や無限の時間につながるものとして
個人的なものを超えて普遍的なものとしてスケッチする〟
ことだそうです
BGMはすべて
久石譲さんのアルバム『銀河鉄道の夜』より
宮澤賢治先生が
生前、世に出されたただひとつの童話集
『注文の多い料理店』
その序文に込められた
祈りの言葉に感銘を受け
今のこの時代から賢治先生へ
〝返信〟する思いで
作らせていただきました
星はめぐり、時をこえて
今年の「秋分」がやってきます
あたりまえにあることなんて
なにもない
そんな思いをかみしめながらの
今年の秋です