LIVE

朝からもやもやしていました

〝LIVE〟を文字で伝えることの難しさに

 

昨夜、4年ぶりに開かれた

「クラシキ・サマーナイト・ジャズフェスティバル」

第29回という歴史あるジャズの祭典に

身も心も酔いしれてまいりました

 

お仕事として記録できましたらば

なんという幸せなことでしょう

残念ながら撮影スタッフは写真の方のみで

動画として記録はされていなかったようです

 

舞台は4部構成で

地元で活躍されている女性グループ

〝遠藤マリ with ジャズフラワー〟さんや

東京を中心に活動されていて

超有名人に楽曲も提供されている

〝大場俊クインテット〟(5人メンバー)の

皆さんによるオリジナル曲の演奏、

そして、バンド結成56年という歴史を

ビッグバンド・ジャズに捧げてこられた

地元倉敷が誇る名バンド

「カウントハード・ジャズオーケストラ」

&ヴォーカリスト〝吉田純也〟さんを迎えての

オールディーズ・ナンバーの数々

...あぁ、めくるめくとはまさにこのひととき

あっという間の3時間でした

 

 総勢34名の

「カウントハード・ジャズオーケストラ」を

率いていらっしゃるのは

トランぺッター〝松井大圓〟先生

高野山倉敷別院・地蔵院のご住職にして

御国幼稚園の園長先生でいらっしゃいます

 

毎年3月に挙行される〝卒園式〟では

すべての式を終えて

卒園児たちが退場する際に

園長先生が「蛍の光」を吹いて見送るという

とってもハートフルなシーンで

幕をおろします

 

〝泣き〟のトランペットの響きが

感動にさらに拍車をかけて

ナイショですが、毎年記録させていただきながら

鼻の奥がツンツンと...しています

 

...と、ここまで記しながら

昨夜のジャズ・フェスのことが

どうしたら伝わるのか...

もんもんとしたままですね

 

やっぱり〝LIVE〟を

文字にすることは難しく思います

たとえ、話術がどんなに優れていても

言葉では伝えきれないとも思うのです

 

それは、記録された映像を後で視聴しても

また、昨今はやりのネット中継でも

その場に居るからこその

真の〝ライブ感〟は

得られないと感じています

 

空気の振動や

会場全体を包む音の奥行きを感じ

ひとが集ってこその〝高揚感〟と

一体となって

〝生きている実感〟をつかむ

 

〝LIVE〟とは

〝生きる〟という意味も

込められているのですから

 

また、ひたりたいものです

〝LIVE〟に

2023年11月24日|日日のこと:daiary